2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

辛ラーメンを通して地域を読む

本日は、昨日の話に続き、辛い食べものについて書きます。 昨日、夏になると無性に辛い料理が食べたくなる理由は、トウガラシをはじめとする辛味系スパイスの発汗作用が関係しているからだと説明しました。 本日、「辛ラーメン」について紹介します。 ここで…

担々麵(タンタンメン)を通して地域を読む

ご訪問ありがとうございます。 北海道でも日増しに温かくなりました。温かくなると、特に夏になると無性に辛い料理が食べたくなるとよく耳にします。 その理由は、トウガラシをはじめとする辛味系スパイスの発汗作用が、関係しているそうです。 スパイスライ…

インスタントラーメンを通して地域を読む

ご訪問ありがとうございます。 麺の文化史について調べる作業を進めています。本日、インスタントラーメンにつぃて簡単に紹介します。 ここで、一つ質問です。 インスタントラーメンと言えば、ブログをご覧になった皆さんは、何を連想しますか。 「日清食品…

ラーメンを通して地域を読む

ご訪問ありがとうございます。昨日、ジャージャン麺の越境史について簡単に紹介しました。 本日は、日本ラーメンの歴史について現段階調べたものを紹介いたします。 数年前、文化人類学者の石毛直道が書いた『麺の文化史』を読み、麺の文化史について興味関…

ジャージャン麺を通して地域を読む

本日、ジャージャン麺を通して地域を読み解いてみます。 炸醤麺(ジャージャンミエン zhá jiàng miàn)は、中国山東省に起源して、主に中国東北地域、華北(北京・天津)、河南省、四川省などの家庭料理です。また、日本風ジャージャン麺(盛岡じゃじゃ麺)…

【書評】『港の日本史』

ご訪問ありがとうございます。 本日、吉田秀樹+歴史とみなと研究会『港の日本史』(祥伝社新書、2018年)について紹介します。 港の日本史(祥伝社新書) 作者:吉田 秀樹,歴史とみなと研究会 祥伝社 Amazon 余談の話ですが、本書を紹介する前に、私の港につい…

【書評】『異文化理解』(青木保、岩波新書、2001年)

本日、文化人類学者の青木保氏の『異文化理解』(岩波新書、2001年)について紹介します。 異文化理解 (岩波新書) 作者:青木 保 岩波書店 Amazon 出版社内容情報 異文化との接触・交流が拡大した現在、異文化間の衝突、ステレオタイプの危険、文化の画一化な…

【書評】『ナマコの眼』(鶴見良行、ちくま学芸文庫、1993年)

ご訪問、ありがとうございます。 本日、日本のアジア学者・人類学者鶴見良行氏の『ナマコの眼』(ちくま学芸文庫、1993年)について紹介します。 ナマコの眼 (ちくま学芸文庫) 作者:鶴見 良行 筑摩書房 Amazon 鶴見良行氏について簡単に紹介します。 鶴見良…

【書評】『ライフワークの思想』(外山滋比古、ちくま文庫)

ご訪問ありがとうございます。 本日は最近、何度も読み返した英文学者外山滋比古氏の『ライフワークの思想』について紹介します。 ライフワークの思想 (ちくま文庫) 作者:外山滋比古 筑摩書房 Amazon 内容(「BOOK」データベースより) ライフワークの花を咲…

【書評】『橋と日本人』

本日、建築学者上田篤氏の『橋と日本人』(岩波新書 、1984年、黄版 277)を紹介します。 上田篤(うえだ あつし)は、1930年滋賀県生まれ、京都精華大学名誉教授です。専門は都市計画と比較文明論です。 出版社内容情報 歌謡や和歌、紀行、随筆などに日本人の…