宮崎駿を通して地域を読む

ご訪問、ありがとうございます。 本日、宮崎駿を通して東アジアを読み解いていきたいと思います。 宮崎駿については、知らない方はいないと思いますので、紹介は省略します。 ただし、宮崎駿については、人によって見方が違うと思います。 羅生門的視点で宮…

ミスター日本映画の高倉健を通して地域を読む

本日は、ミスター日本映画と呼ばれている高倉健(たかくらけん)を通して東アジアを読み解いてみたいと思います。 高倉健は1931年に福岡県中間市生まれ。小学校のときに疎開で八幡市へ移転しました。明治大学商学部を卒業した後、1955年、東映第2期ニューフ…

黒澤明を通して地域を読む

ご訪問ありがとうございます。 本日、映画界の巨匠黒澤明を取り上げます。 黒澤明をご存知でしょうか?“世界のクロサワ”と言われるほど、尊敬してやまない伝説の映画監督です。 黒澤明のプロフィール 1910年3月23日、東京生まれ。 画家を目指していたが、自…

作家五木寛之さんを通して地域を読む

本日、作家の五木寛之さんを通して地域を読み解いてみます。 余談ですが、20年前に留学しに日本に来た時、知人に日本には二人の大物の五木がいると言われました。 一人は歌手の五木ひろしさん、もう一人は作家の五木寛之さん。その後、紅白歌合戦などで五木…

海峡を渡るバイオリンを通して地域を読む

13日のクラシック音楽の続きで、本日はバイオリンをめぐって話を進めます。 クラシックを含め、音楽が人にもたらす効果について皆さんの関心が高まっていると思います。実は2005年頃まで、クラシック音楽を難しいと敬遠していました。ヨーヨー・マとの「出会…

クラシック界の巨匠ヨーヨー・マを通して地域を読む

ご訪問、ありがとうございます! 本日も音楽関連の人物として、クラシック界の巨匠ヨーヨー・マについて紹介します。 下記はヨーヨー・マの略歴です。 1955年フランス生。ハーバード大学卒業(音楽人類学)。 父の馬孝駿は中国寧波生まれで、オーケストラ指…

坂本龍一の映像音楽を通して地域を読む

先日、映像音楽の巨匠久石譲の映像音楽を紹介しました。 本日、日本のもう一人の映像音楽の巨匠坂本龍一の映像音楽を通して地域を読み解いてみます。 本題に入る前に余談ですが、ブログを先月からスタートして以来、大体毎日フォロアーが5-10名ほど増えてい…

久石譲の映像音楽を通して地域を読む

本日、久石譲の映像音楽を通して東アジアを読み解いてみます。 久石譲は作曲家として数々の魅力的な作品を世に送り出し、2021年4月からは日本センチュリー交響楽団の首席客演指揮者に就任するなど、指揮者としての活動にも注目が集まっています。 あらためて…

加藤登紀子さんを通して地域を読む

ご訪問、ありがとうございます。本日、加藤登紀子さんについて紹介します。 もう20年も前、日本に来て間もない頃、知床に旅行しに行ったことがあります。行く前に、知人から知床と言えば、「知床旅情」だね、と言われました。それで、「知床旅情」について調…

なかにし礼を通して地域を読み解く

ご訪問ありがとうございます。 本日は小説家、作詞家なかにし礼について紹介します。私はある偶然の機会を得て、なかにし礼について今日にわたり、調べ続けています。 2016年と2017年、私は模擬バスツアーの訪日来道外国人観光客役として、現役の通訳案内士…

SMAPを通して地域を読む

ご訪問ありがとうございます。 連日、スポーツ関連の話題について書きました。その延長線上に、本日はSMAPについて紹介します。 なぜSMAPなのか? たくさんの理由はありますが、 今回、(1)SMAPの語源について、(2)SMAPの越境性(主に中国への越境)について…

初の韓国人Jリーガーを通して地域を読む

昨日に続き、もう少しサッカーの話をします。 東アジアのサッカー界において三浦知良(カズ)に匹敵する もう一人のパイオニア的な人物がいると思います。 その名前は、盧廷潤(ノジョンユン)です。 Jリーグ開幕当初を代表する外国人選手として、盧廷潤の名…

サッカーを通して地域を読む

本日は、サッカーについて書きます。 このテーマもだいぶ前から温めてきました。サッカーと言えば、ブログをご覧の皆さんは、何を連想しますでしょうか。 オリンピック、ワールドカップ、中田英寿、キングカズなど連想できるのではないでしょうか。 私はワー…

辛ラーメンを通して地域を読む

本日は、昨日の話に続き、辛い食べものについて書きます。 昨日、夏になると無性に辛い料理が食べたくなる理由は、トウガラシをはじめとする辛味系スパイスの発汗作用が関係しているからだと説明しました。 本日、「辛ラーメン」について紹介します。 ここで…

担々麵(タンタンメン)を通して地域を読む

ご訪問ありがとうございます。 北海道でも日増しに温かくなりました。温かくなると、特に夏になると無性に辛い料理が食べたくなるとよく耳にします。 その理由は、トウガラシをはじめとする辛味系スパイスの発汗作用が、関係しているそうです。 スパイスライ…

インスタントラーメンを通して地域を読む

ご訪問ありがとうございます。 麺の文化史について調べる作業を進めています。本日、インスタントラーメンにつぃて簡単に紹介します。 ここで、一つ質問です。 インスタントラーメンと言えば、ブログをご覧になった皆さんは、何を連想しますか。 「日清食品…

ラーメンを通して地域を読む

ご訪問ありがとうございます。昨日、ジャージャン麺の越境史について簡単に紹介しました。 本日は、日本ラーメンの歴史について現段階調べたものを紹介いたします。 数年前、文化人類学者の石毛直道が書いた『麺の文化史』を読み、麺の文化史について興味関…

ジャージャン麺を通して地域を読む

本日、ジャージャン麺を通して地域を読み解いてみます。 炸醤麺(ジャージャンミエン zhá jiàng miàn)は、中国山東省に起源して、主に中国東北地域、華北(北京・天津)、河南省、四川省などの家庭料理です。また、日本風ジャージャン麺(盛岡じゃじゃ麺)…

【書評】『港の日本史』

ご訪問ありがとうございます。 本日、吉田秀樹+歴史とみなと研究会『港の日本史』(祥伝社新書、2018年)について紹介します。 港の日本史(祥伝社新書) 作者:吉田 秀樹,歴史とみなと研究会 祥伝社 Amazon 余談の話ですが、本書を紹介する前に、私の港につい…

【書評】『異文化理解』(青木保、岩波新書、2001年)

本日、文化人類学者の青木保氏の『異文化理解』(岩波新書、2001年)について紹介します。 異文化理解 (岩波新書) 作者:青木 保 岩波書店 Amazon 出版社内容情報 異文化との接触・交流が拡大した現在、異文化間の衝突、ステレオタイプの危険、文化の画一化な…

【書評】『ナマコの眼』(鶴見良行、ちくま学芸文庫、1993年)

ご訪問、ありがとうございます。 本日、日本のアジア学者・人類学者鶴見良行氏の『ナマコの眼』(ちくま学芸文庫、1993年)について紹介します。 ナマコの眼 (ちくま学芸文庫) 作者:鶴見 良行 筑摩書房 Amazon 鶴見良行氏について簡単に紹介します。 鶴見良…

【書評】『ライフワークの思想』(外山滋比古、ちくま文庫)

ご訪問ありがとうございます。 本日は最近、何度も読み返した英文学者外山滋比古氏の『ライフワークの思想』について紹介します。 ライフワークの思想 (ちくま文庫) 作者:外山滋比古 筑摩書房 Amazon 内容(「BOOK」データベースより) ライフワークの花を咲…

【書評】『橋と日本人』

本日、建築学者上田篤氏の『橋と日本人』(岩波新書 、1984年、黄版 277)を紹介します。 上田篤(うえだ あつし)は、1930年滋賀県生まれ、京都精華大学名誉教授です。専門は都市計画と比較文明論です。 出版社内容情報 歌謡や和歌、紀行、随筆などに日本人の…

【書評】『歌謡曲から「昭和」を読む 』

本日、なかにし礼氏の『歌謡曲から「昭和」を読む 』(NHK出版新書、2011年)について紹介します。 歌謡曲から「昭和」を読む (NHK出版新書) 作者:なかにし 礼 NHK出版 Amazon なかにし礼氏は、本名中西禮三〈なかにし・れいぞう〉、「恋のフーガ」や「北酒…

【書評】『孤独のチカラ』 

ご訪問ありがとうございます。 本日、教育学者で、明治大学文学部教授である齋藤孝氏の著書『孤独のチカラ』(パルコ出版 、2005年)を紹介します。 【中古】 孤独のチカラ/齋藤孝(著者) 【中古】afb価格: 110 円楽天で詳細を見る 目次 第1章 失われた10年<…

【書評】『希望のつくり方』

本日、労働経済学を専門とする玄田有史氏の『希望のつくり方』(岩波新書、2010年)について紹介します。 希望のつくり方 (岩波新書) 作者:玄田 有史 岩波書店 Amazon この本を紹介する前に、「希望学」について紹介しておきます。 2005年に希望学(正式には…

【書評】『辺境から眺める――アイヌが経験する近代』

本日、日本経済史、思想史を専攻するテッサ・モーリス=鈴木の『辺境から眺める――アイヌが経験する近代』(みすず書房、2000年)について紹介します。テッサ・モーリス氏は、1951年イギリス生まれで、現在、オーストラリア国立大学教授を務めています。本書で…

【書評】『多読術』

ご訪問ありがとうございます。本日、編集工学研究所所長・イシス編集学校校長の松岡正剛(まつおか せいごう)の『多読術』(ちくまプリマー新書、2009年)について紹介します。 今回は、先日の齋藤孝氏の著書『読書力』に続き、2冊目の読書に関する本です。…

【書評】『県民性の日本地図』

本日、日本古代史研究者の武光誠氏の『県民性の日本地図』(文春新書、2001年)について紹介します。 著者はこの本で人の性格や思考に多大な影響を及ぼすかもしれない県民性が出来上がるまでのルーツを、古くは縄文・弥生時代まで辿りながら各都道府県の県民…

【書評】『ピーター流外国語習得術』

本日、ハンガリー数学者ピータ―・フランクルさんの『ピーター流外国語習得術』(岩波ジュニア新書、1999年)について紹介します。 まず、ピーターフランクルさんのプロフィールについて紹介します。 ハンガリー学士院会員。算数オリンピック専務理事。日本ジ…