2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】『孤独のチカラ』 

ご訪問ありがとうございます。 本日、教育学者で、明治大学文学部教授である齋藤孝氏の著書『孤独のチカラ』(パルコ出版 、2005年)を紹介します。 【中古】 孤独のチカラ/齋藤孝(著者) 【中古】afb価格: 110 円楽天で詳細を見る 目次 第1章 失われた10年<…

【書評】『希望のつくり方』

本日、労働経済学を専門とする玄田有史氏の『希望のつくり方』(岩波新書、2010年)について紹介します。 希望のつくり方 (岩波新書) 作者:玄田 有史 岩波書店 Amazon この本を紹介する前に、「希望学」について紹介しておきます。 2005年に希望学(正式には…

【書評】『辺境から眺める――アイヌが経験する近代』

本日、日本経済史、思想史を専攻するテッサ・モーリス=鈴木の『辺境から眺める――アイヌが経験する近代』(みすず書房、2000年)について紹介します。テッサ・モーリス氏は、1951年イギリス生まれで、現在、オーストラリア国立大学教授を務めています。本書で…

【書評】『多読術』

ご訪問ありがとうございます。本日、編集工学研究所所長・イシス編集学校校長の松岡正剛(まつおか せいごう)の『多読術』(ちくまプリマー新書、2009年)について紹介します。 今回は、先日の齋藤孝氏の著書『読書力』に続き、2冊目の読書に関する本です。…

【書評】『県民性の日本地図』

本日、日本古代史研究者の武光誠氏の『県民性の日本地図』(文春新書、2001年)について紹介します。 著者はこの本で人の性格や思考に多大な影響を及ぼすかもしれない県民性が出来上がるまでのルーツを、古くは縄文・弥生時代まで辿りながら各都道府県の県民…

【書評】『ピーター流外国語習得術』

本日、ハンガリー数学者ピータ―・フランクルさんの『ピーター流外国語習得術』(岩波ジュニア新書、1999年)について紹介します。 まず、ピーターフランクルさんのプロフィールについて紹介します。 ハンガリー学士院会員。算数オリンピック専務理事。日本ジ…